オーティネット Autism Family Network
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何カ月も待った診断の末、「お子さんに何もしてあげられることはない」と、医師から伝えられたことはないでしょうか?

じつは、何歳であってもお子さんにしてあげられることはたくさんあります。 療育を早い時期に始めれば始めるほど、教えれば教えるほど、子どもたちは伸びていきます。適切な療育は、子どもの言葉を増やし、問題行動を減らします。かんしゃくや、叫び声の代わりに、言葉で表すことを学習するからです。しかし、今の日本でコミュニケーション力を伸ばすための療育を受けられる環境はほとんどありません。

オーティネットは、アメリカのVerbal Behavior (バーバル・ビヘイビアー)という、オーティズムや、発達しょうがいを持つ子どもたちのための最先端の療育を提供する、子どもと家族のためのグループです。

バーバル・ビヘイビアーは、応用行動分析学の流れをくんでいます。無理矢理、机に座らせて、嫌がる子どもに教えることはしません。子ども一人ひとりにとって大切な言葉からていねいに、易しく教える方法をとっています。「あれが欲しい!」といえるようになったら、その子にとっても家族にとってもどんなに暮らしやすくなることでしょう。

子どもが「言葉を学びたい」という意欲を生活の中で育てることから始めます。

アメリカ・バージニア州、ジョージメイソン大学卒。その後ABA/VBセラピストとして4年間オーティズムなどの発達しょうがい児たちと働く。VBの代表格といわれる Dr. Vincent Carbone のワークショップなど数々のワークショップに参加。2006年、アメリカ行動分析学会公認、行動分析士(Board Certified Associate Behavior Analyst)の資格を取得し、帰国。

オーティズム・ファミリー・ネットワーク代表
若井道子(わかい・みちこ)

近年VBは日本でもオーティズムなどの発達しょうがい児をもつ家族の間でも知られてきており、応用されています。日本ではまだTEECHやロバース式のABAが主要な療育法とされ、様々な病院・学校ですすめられています。

これらの療育法では、自発語が少ないなどの問題点が指摘されています。子どもの要求とは直接関係のない言葉を何年習っても、自発語がほとんど出てこないという壁。そこで別の方法を模索し始めた家族の方々が、バーバル・ビヘイビアーを取り入れた療育の結果に驚き、家族同士の間で草の根的にネットワークができ始めました。

このような家族の方々と出会い、現在は関東を拠点に、関西や九州など、行動分析士として活動しています。バーバル・ビヘイビアーを新しく取り入れた家族の子どものめざましい進歩を日々実感しています。